艦娘姫話[檸檬亭]


檸檬亭
2016年10月06日
吹雪はとある田舎の神社の巫女として生まれた。
普通の学生として過ごしていたが、そんな彼女の元に海軍の将校と大淀と名乗る少女が訪れる。

将校の話によれば、吹雪は艦娘になることを選ばれたのだという。
吹雪はなぜ自分が艦娘に選ばれたのかわからずに困惑する。

そんな彼女に、将校は艦娘と深海棲艦の謎を話し始める。

かつての戦争によって怨霊となった深海棲艦を打ち払うことができるのは、由緒正しい神社の巫女だけなのだと。そして、そんな巫女たちのことを艦娘と呼ぶのだと。

これは「艦娘の正体=巫女説」の元に、艦○れの世界をオカルト的に解釈した世界観に、とある田舎の巫女であった吹雪が艦娘になることを決意して旅立つまでのお話を加えた物語です。

同人誌版とストーリーは同じですが、若干手直しをしました。
また、同人誌では書ききれなかった設定などを書いたおまけページを追加しました。

全36ページです。